あたご整骨院によるむち打ち症の解説
むち打ちとは?
むち打ちとは、
交通事故やスポーツなど急激な外力が加わることにより、頭部が鞭のようにしなり、首の組織を傷めて起こる症状と言われています。
症状は、頭痛・首肩背中のこり・めまい・手足のしびれ・腰痛などが現れます。
施術方法
急性期は、首周辺の炎症のある部分に「微弱電流治療器」を当てて組織の損傷の回復をはかります。
その他、全身をみて骨盤や体の捻れの調整を行います。
急性期を過ぎると、直接首を調整するとともに全身のバランスを整えます。
軽い衝撃で起こるむちうち
先に挙げたように、むちうちは頭部が鞭のようにしなることによって起こるとされていますが、それでは説明のつかない症例も多数あります。
それは、車同士の衝突の力が小さい場合。信号待ちや駐車場などで、片方が停車しているところにもう一方が低速でぶつかる場合など。
衝撃が小さくても、状況次第では症状が長引くことがあります。
当院では、より短期間で症状を治癒まで持って行けるよう努力しております。
なぜ軽い衝撃で症状が出てしまうのか?
一説には、頚椎間に※剪断力が働くことによって、頚椎が互い違いにずれて椎間板が損傷することにより発症するとされています。(田村整形外科HPより)
※剪断力 せん断とは物体をはさみ切るような作用をいう。物体のある断面に平行に、互いに反対向きの一対の力を作用させると物体はその面に沿って滑り切られるような作用をうける。これをせん断という。(大車林より)
このように、せん断力が働くことによると考えれば説明がつきます。
これから、むち打ち症の原理がより詳しく解明されることを望んでおります。
症例報告
【交通事故によるむち打ち】
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A.S様 /40代 /女性 / 主訴:首・背中・腰の痛み
●A.Sさんが事故に遭われた状況
信号待ちで停車中、右斜め前から相手の車が衝突してきた。
来るのが予測できたので、備える時間はあった。
衝突の瞬間は、お子さんが助手席に乗っていたので、左手で押さえるような形をとった。
相手方は脳出血で意識が無かった状態だったそうです。
幸いそれほど強い衝撃ではなく軽傷ですみました。
A.Sさんは元々肩こりや姿勢の悪さ(背中が円い)がありました。
事故により、その症状が増幅され、首・背中・腰の痛みとなって現れました。
さらに、めまいや頭痛もありました。
首は上を向くと右の首の付け根に痛みがでる。腰は前かがみで下の方に痛みが出る。
A・Sさんは事故の影響なのか肋骨の捻れが強く出ていました。
治療が進むにつれて、表面の歪みが取れてきて深い部分の歪みが現れてきます。
最初は、腰は前かがみで中央下方に痛みが出ていたのが、次には後ろに反ったときに右腰下方に痛みが出るようになりました。
施術は、全身を診ていきます。
何故なら、全身は連動しているからです。
例えば、首が痛いからと言って首だけを施術してその時は良くなったとしても、他の歪んだ部位の影響を受けて元に戻ってしまうことがよくあります。
足首からの影響が首まで行くこともありますし、首の影響により骨盤が歪んでしまうこともあります。
なので、結果的には全身の歪みを正した方が、治りは早いです。
1か月7回で終了しました。
【むち打ちの後遺症からの寝違い】
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S.I様/20代/女性 主訴:首・肩・背中の痛み、左腕のしびれ
●
S.Iさんは2月に車同士の事故でむち打ちになり、来院しました。
その時の症状は、左半身のしびれ・頭痛・めまい・といったものでした。
一応、病院で検査してもらうように勧めました。
神経症状が強いので、病院の方に通うことになりました。
その後、6か月間通院して症状はほぼ良くなりました。
11月に寝違いを起こし、当院に来院する。
再び、左首肩の痛み・左腕のしびれが出てきました。
全身の歪みを調整する。
初回で左腕のしびれは無くなる。その後、再発なし。
その後数回の施術で、左首肩・背中の重い感じも抜けました。
S.Iさんは過去に2回むち打ちをしており、今回が3回目です。
過去に首肩の痛みで当院に来院しておりました。
今回の事故はそれほど強い衝撃ではなかったのですが、元々首の状態が良くなかったので、はっきりとした症状が出てしまったのです。
【むちうち・2015年10月】
ヤス様・40代・女性 主訴:頚肩の張り・痛み 腰痛
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事故の状況:上り坂の交差点で信号待ちのため停車中。そこに後方から追突された。
事故の予測はできず、不意打ちの状態。
事故から4日後に来院。
頚肩が張っている。
動きによって、頚から肩甲骨にかけて所どころにピリッとした痛みが出たり首筋がピンと張る所がある。
腰は、上体を後ろに反らすと腰椎下部にビンッとくる痛みが出る。
事故から10日目に仕事を再開。
仕事をすると腰痛が悪化。
体を動かす仕事なのでけっこう負荷がかかるようだ。
仕事をしながら週2回のペースで治療をする。
痛みが軽くなり、余裕が出てきたら週1回のペースに変更。
動作痛も無くなり2か月半ほどで施術終了。
【交通事故によるむち打ち】
K.H様・30代・男性 主訴:肩から背中にかけての張り感
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《事故状況》対向車と接触し、路肩方向の雪の壁に突っ込む。
◆どのような症状で来院しましたか?
交通事故による肩と背中の張り。
◆来院される前、どのような期待や不安がありましたか?
他の病院では良くならず、ここでは良くなるのか不安はありました。
◆実際に施術を受けてどうでしたか?
最初は肩に関係ないと思った骨盤の矯正や股関節といった全体のバランスを整えることによって、肩や背中の張りが何回かの施術で良くなり、
かなり満足している。
◆その他、何か一言お願いします。
肩こりなどで悩んでいる方は一度全体のバランスを整えてもらってみてはどうでしょう?
百聞は一見に如かず!オススメします!
K.H様は、最初はただ座っているだけでも肩から背中が常に張っていて辛い状態でした。
比較的軽い症状でしたので、1か月半・計7回で終了できました。
ありがとうございました。
【むち打ち・右手首負傷】
S.N様 60代・男性
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《事故状況》 対向車と衝突。エアバッグで顔面は守られる。シートベルトで右鎖骨を負傷。右手親指から手首にかけて負傷。
車は前方が潰れて廃車になる。
◆どのような症状で来院しましたか?
交通事故で、右手親指の付け根あたりと首周辺と鎖骨を傷めて
◆来院される前、どのような期待や不安がありましたか?
どの様な事をするのか?痛くないのだろうか、後遺症は残らないだろうかと、不安はありました。
◆実際に施術を受けてどうでしたか?
最初は痛いのを我慢しながら施術していましたが、通ううちに痛みもなくなり、楽になってきました。
◆その他、何か一言お願いします。
院長さんに体が硬いねと言われながらも、徐々に良くなってきました。
有難う御座いました。
S.N様は、事故の程度の割にはダメージが残らずに順調に回復されました。
2か月弱・11回で治癒。