起立性調節障害
こんな症状はありませんか?
・朝、なかなか起きられない
・朝起きると頭が痛い
・立ちくらみやめまいがする
など。
このような症状がみられる方は、「起立性調節障害」かもしれません。
起立性調節障害とは、自律神経の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。
10代の思春期の頃に発症することが多いです。
現在、なぜ自律神経の異常が起こるのか原因がはっきり解っていません。
思春期は急激に身体が変化するので自律神経のバランスに影響して発症するのではないかと言われています。。
治療法としては身体の状態が安定するまでは、生活習慣の改善や精神的なケアをしながら症状とうまく折り合いをつけながら生活していくということになります。
当院では、起立性調節障害の原因を「頭部に熱がこもる」ことによって起こる不調と考えております。
その改善策として、次の2つの状態にアプローチしております。
1.首と頭の筋肉の緊張により脳への血液循環が滞っている状態を改善する。
2.脳脊髄液の循環を促進する。(脳と脊髄神経は硬膜という膜で覆われています。その中は脳脊髄液で満たされており脳と脊髄神経はその中に浮いている状態。)
これらのアプローチにより、頭部の熱が発散されると症状が快方に向かっていきます。